自己紹介：熊本県天草（あまくさ）出身の赤木 京子です。私は天草高校を卒業して、進学・就職の為に東京へ行きました。海外へは１３ヵ国、２年半ほどヨーロッパを中心にひとりで旅した経験があります。独学ですが、日常英語を話します。現在は、東京で介護福祉士として訪問介護の仕事をしています。

私は愛する天草を応援する為に、天草市がつくった「天草市ふるさと住民」の広報部の一員としてPRのお手伝いをさせていただいています。

天草市ふるさと住民についてはこちらです↓
※登録は天草市以外に住民票のある方が対象です。

今回は天草下田温泉にある旅館、望洋閣（ぼうようかく）の若女将 藤本恵子さんに会いに行きました。望洋閣を建てたお爺様のこと、下田の夕陽、温泉のこと、白いイノシシ君との出会いなど、素敵なお話しを伺いましたのでご紹介いたします。天草西海岸へ足を運んで下さるキッカケになったら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします！

写真は宿から沢山ご提供いただきました。トップの写真は若女将の藤本恵子さんとくまモンのパネルです。

望洋閣のホームページはこちらです↓

天草に尽力した祖父

天草下田温泉にある1年を通して夕陽が見える宿『望洋閣』は、昭和10年に開業して、88年目になります。

板前だった創業者の祖父は、熊本県の山鹿（やまが）から包丁一本で船に乗り、海を渡って天草に上陸しました。そして、よそから来たにも関わらず、村長までさせていただきました。とにかく天草の発展の為に、天草がもっとよくなる様に尽力したそうです。

日本の宝の島・天草

宿から見えるキレイな夕陽は、毎日違って飽きないし、感動します。丸く見える水平線に入る夕陽は、地球に住んでいると思わせてくれます。本当に素晴らしい"日本の宝の島・天草"って感じがするんですよね。

天草の新鮮な魚

以前、某バス会社の方から「望洋閣の料理はパワーが伝わる」と仰っていただき、嬉しい反面、緊張感で背筋がピーンとなりました。
素材の良さはもちろん、板長はじめ、調理部と接客部の"皆が心を合わせたおもてなし"を心がけています。

【国民保養温泉地】下田温泉

温泉旅館のいいところは、畳で寛ぎ、心も身体も脳もリラックスして癒すことが出来ることだと思います。私は毎日、地球のエネルギーを頂いていることに感謝して、その日の疲れは温泉で全て流して、朝を迎えています。

下田温泉は、熊本県で３か所しかない【国民保養温泉地】に指定された温泉地です。

下田温泉旅館組合のページには、温泉の泉質や特長が記載されています。
ぜひ、ご覧ください↓

お出迎えする"白いイノシシ"のお話し

ある日、"白いイノシシ"が人間に追いかけられて、宿に逃げ込んできました。プールで水を飲もうとしたら、プールに落ちてしまい、それを助けてパンをあげたら、その日から庭に住みついたんです。

1週間後には、宿に車が入ってきたらパパパっと走って、お客様をお出迎えするようになったんです。「あらっ、仕事し始めた！」と思いました。
それから、ジャルディン君（白いイノシシの名前）の魅力にひかれて、一緒に仕事をするようになり、10年間の寿命まで保護していました。

10年間で1度も噛みついたりしない、強くて優しい、穏やかなジャルディン君でした。剥製になった今でも、お客様に大変親しまれています。

くつろぎの空間

望洋閣は、天草の観光名所である、"野生のイルカウォッチング"や "世界遺産の崎津集落"にとても近い温泉宿です。

天草の景色・風・音を感じてもらいたい

あるお客様から
「隣に住む方が天草出身で、その方に紹介されて、名古屋から来ました。」と言われたことがあります。

お客様の声を現場で聴いている私は、天草出身の方は全国にいらっしゃって、天草のことを宣伝されているんだなと有難く思っています。

お客様には天草西海岸の景色と風と音を感じてもらって、心と身体をゆっくり温泉で休めていただきたいです。

《すべてはお客様のまた来るね》のために

今後も、自然とともに成り立っている天草西海岸の素晴らしさを伝えていこうと思います。

そして、お客様がどこへ行こうかと迷われた時、天草へ行こうと思っていただけるよう、これからも初心を忘れずにお客様をお迎えしたいと思います。

“祈りの島より　
　　　　感謝を込めて…”

天草のもたらす奇跡

--若女将さんとの出会い--
私は、望洋閣さんへ取材のメールをした数日後、別件で東京から天草下田温泉へ行きました。そして、下田温泉のある旅館に着いた途端に若女将さんからお電話をいただきました。「今、下田温泉にいます。」と若女将さんに伝えるとびっくりされて、その足で望洋閣さんへ伺いました。
若女将さんは「ご縁に感謝します〜」と仰ってくださり、天草のもたらす奇跡のようで、すごく嬉しかったです！

私は、旅先で何度も"偶然のようで必然的な出会い"を経験しています。今回もご縁がありがたくて、若女将さんの前で泣いてしまいました（涙）

天草西海岸へお越しください！

今回もひとりでは成し得ない記事ができました。
ご協力いただいた、若女将さんと写真を送ってくださったフロントの方に心より感謝しています。

取材の際は、従業員さんがコーヒーを持って来られた時に、若女将さんは「ありがとう」と心のこもった言葉で述べられ、従業員さんに対する感謝の気持ちがすごく伝わりました。

最後に若女将さんから伺ったお話しがあります。
お客様は「もっと早いうちに天草下田を知りたかった」「こんなに良い所があるのを知らなかった」「色んなところを旅行したけど、ここ、天草西海岸だけ行ってなかった」と話されるそうです。
若女将さんと一緒に作ったこの記事を通して、少しでも多くの方に、天草下田と天草西海岸を知ってもらえたらと思います。

ぜひ、天草の美しい夕陽、温泉、食を楽しみに、素敵な若女将さんに会いに、天草西海岸へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました！
天草市ふるさと住民 No.490 赤木京子がお伝えしました。

先にもお知らせしましたが、今回ご紹介した望洋閣さんのHPです↓
天草へのアクセスについても掲載されていますので、ぜひ、情報をゲットしてください！

以前に天草下田にある「五足のくつ」の山﨑博文オーナーについて書いた記事です↓ぜひ、こちらも天草の景色と一緒にご覧ください！

天草市ふるさと住民の広報部員が素敵な記事を書いています↓
あなたもメンバーになって、天草について書いてみませんか？

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