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ふるさと住民になって。いただいたご縁、広がる人脈

佐伊津町出身、ふるさと住民の山城優子です。今年のゴールデンウィークは3年半ぶりに帰省し、久しぶりに家族皆でゆっくり過ごすことができました。特別に何かをしなくても、同じ場所で同じ時間を共有できるだけでありがたい。家族のぬくもりや人とつながることの大切さを日々感じています。
そんな中、一通のお手紙が届きました!私がふるさと住民になって出会った方からでした。

ふるさと住民になってからのご縁

天草市ふるさと住民に登録してから4年が経ちました。振り返れば、ふるさと住民になったことがきっかけで出会った方々、関わったプロジェクトがたくさんあります。この「天草ふるさと住民note」、オール天草ロケの映画「のさりの島」の上映プロデュースプロジェクト、「天草ふるさと住民オンラインMeet-Up」など。ふるさと住民になってから、天草の話題に対してよりアンテナが立つようになり、積極的に行動するようになりました。その結果、得られる情報も人脈も広がり続けています。しかも面白いのは、実際にお会いしたことはないのに「天草出身」だというだけで親しくなれること。
オンラインで話すにしても初対面だとコミュニケーションをとるのが難しい場面もありますが、天草の話題ですぐに盛り上がって仲良くなれるのは強みです。

東京天草郷友会とのつながり

ふるさと住民になってから天草のケーブルテレビやみつばちラジオに出演させていただく機会がありました。(みつばちラジオは、天草市のコミュニティFMで、アプリをダウンロードすればいつでもどこでも聴くことができます。)みつばちラジオでは、令和3年4月から令和5年3月まで「わたしの校歌・ふるさと便り」という番組がありました。学校生活の話と校歌が流れるという内容。私も母校である佐伊津小学校での思い出や子どもたちに向けてのメッセージをお伝えしました。

この番組を発案・企画されたのは、栖本町出身で東京天草郷友会に所属されている勝木隆さん。今回お手紙をくださった方です。勝木さんは12年ほど前から東京天草郷友会のホームページ制作をされています。「天草文化の見える化」をコンセプトに、天草の祭り情報、天草のうた・民謡を集めてこられました。また、少子高齢化で小中学校の統廃合が進む中、小中学校の校歌収集もされ、全170校のうち、160曲あまりを音声入りで収めていらっしゃいます。一校一校連絡をして集めるという地道な作業。歌詞と楽譜のみの学校も多く、メロディをつけてもらい、子どもたちに歌ってもらう。中には地域の方にアカペラで歌ってもらったものをもとに蘇らせた校歌もあったというので驚きです。勝木さんはじめ、一緒に制作されてこられた皆さんの執念や熱意を感じました。そして、集めた校歌をラジオに展開したことで生まれた「わたしの校歌・ふるさと便り」。心を動かされたリスナーさんもたくさんいらっしゃったことでしょう。

ふるさと住民として、天草はもちろん地元佐伊津町もPRしようとラジオ出演を決めたことからつながった勝木さんとのご縁。同時に東京天草郷友会ともつながることができました。勝木さんからは放送の感想をいただいたり、のさりの島上映イベントでお会いしてお話ししたり、リアルでもオンラインでも情報交換ができるというのは嬉しいことです。

今回いただいたお手紙には、番組の企画立案から放送に至るまでのこと、その成果とお礼のお言葉が書かれていました。お手紙を読んでから改めて聴く校歌は感慨深いです。

ふるさと住民アピール

自己紹介する時は必ず「天草出身です」と言うようにしています。9割くらいの方が「天草」というワードに反応して話しかけてくれます。自己紹介よりも天草紹介になっていることもありますが、話す毎に磨きがかかり、人に話すことで天草の良さを再認識することができます。たまに天草出身の方に出会うことも。そんな時は「ふるさと住民」の話をしています。まだまだ知らない方もいらっしゃるので、どんどん発信していきたいです!

いつどこでどんな出会いがあるか分からない。一つのご縁をきっかけに交流の輪が広がり新しい何かが生まれるかもしれない。そんな気持ちで「天草市ふるさと住民」をアピールしながら活動を続けています。