かけがえのない人、パノラマをみつけに天草へ行ってみよう!
自己紹介:熊本県天草(あまくさ)出身の赤木 京子です。私は天草高校を卒業して、進学のために東京へいきました。そのまま東京で就職をして、海外へは13ヵ国、2年半ほど、ヨーロッパを中心にひとりで旅していました。独学ですが、日常英語は話します。現在は東京で介護福祉士の仕事をしています。
私は、天草市以外に住むひとが天草を応援するために登録している天草市ふるさと住民の広報部員です。東京にいながらも愛する天草を応援するために、PRのお手伝いをさせていただいています。
天草市地域政策課が立ちあげた、この記事の土台である天草ふるさと住民noteをとおして、天草に興味をもっていただきき、天草へ足を運んでくださるキッカケになったら嬉しいです。
(※下線のある文字はリンクを貼っていますので、クリックすると関連のページへ移動します。ぜひ、のぞいてみて下さい!)
今回は、天草に2つの旅館・ホテルを経営する横島 龍一 オーナーに会いに行きました!横島 オーナーより、コロナ渦をみんなで協力して乗りこえてきたことなど、貴重なおはなしを伺いましたので、お伝えします。また、天草の観光名所、天草の景色もあわせてご紹介いたします。
写真については、生涯のライフワークとして撮影を楽しまれている出永 美喜男さんに提供していただきました。
出永さんは、定年退職後に天草へUターンされ、昨年の撮影日数は210日、撮影枚数は約17,000枚だそうです!天草の風景をFBで発信されています。
出永さんは実力のある方で「令和4年度天草西海岸夕陽・夕景フォトコンテスト」では、入選されました!他にも、熊日写真展新人の部「くまもとの資産(たから)フォトコンテスト」「天草ほんどハイヤ祭り写真コンテスト」「牛深ハイヤ祭り写真コンテスト」などの入選歴があります。
見出しの写真は出永さんの撮影で、天草市宮地岳(みやじだけ)にある「かかしの里」です。かかしの里のお祭りでは、580体の「かかし」がいるそうです。だれもが笑顔になってしまう、楽しいところです!
かかしの里についてはこちらです↓
和み宿 新和荘海心のはじまり
--横島 オーナーより--
私の旅館、海心(かいしん)のはじまりは、旅館 新和荘(しんわそう)です。新和荘ができたのは、天草五橋が開通する前の昭和30年に本渡(ほんど)・港町で天草博覧会がありました。博覧会がおわり、博覧会が開催された土地を売りだしたときに、祖父と祖母がその土地を買って、小さな宿 "旅館 新和荘"をはじめました。
旅館は、祖父と祖母から父と母へと受けつがれ、私につながりました。そして、今から18年前に旅館 新和荘から"和み宿 新和荘 海心"を新しくつくりました。
ある設計士との出会い
1988年からくまもとアートポリス構想が始まり、牛深の海彩館も当時、その構想の一環で建てられました。その設計に携わった竹中君との出会いが新和荘海心の始まりです。 彼は、海彩館の工事が終わっても天草に残ることになったのです。友達を介して彼を紹介してもらいましたが、とても面白いアイデアと感性を持っていました。
はじめは、前の旅館を改装して増築、増築のはなしを進めていましが、設計がとても難しかったので、改装はあきらめて、新しくつくることにしました。
新たに建てた"和み宿 新和荘 海心"は、中庭を桟橋と見たてて、北棟と南棟が船のイメージで、船が2そうとまっている構想でつくりました。
竹中君と二人で考えながら建てて、ホントに楽しかったですね。
天草にこだわった旅館
宿には天草にだずさわる有名なアーティストの作品があります。たとえば、丸尾焼きさんや内田皿山焼きさんのタイルや器を使わせてもらったり、版画家の大西 靖子さんの版画を飾ったり、天草にこだわってつくった宿なんです。
建物の壁は漆喰(シックイ)で天井はチャフォールという素材を使い、すべての部屋が呼吸するようにつくりました。このため、タバコのにおいは1日か2日で完全に消えます。
そして、食材は天草にこだわって、天草の食材・器をコラボしています。
お客様に天草の食を楽しんでいただき、天草の素晴らしい景色、光・風・音を感じていただきたいと考えて、『天草の心をお伝えします。』を宿のコンセプトにしました。
和み宿 新和荘 海心のホームページです↓
世界からサンタクロースが天草にやってきた
禁教令下200年以上もの長い間、隠れてキリスト教をつないできた島だからこそ、世界からサンタがこの天草にやってきてイベントや会議、慰問、天草市民たちとの交流を行いました。
この「世界サンタクロース会議in天草」は、2013年から3年間開催されました。その反響は凄いもので「Youは何する日本へ」の取材やNHKの特集など取り扱われ、天草も大いに盛り上がりました。また、あまり知られていませんが、天草は「グリーンランドサンタクロース協会」より「サンタの聖地」と認められたのです。そこで天草にも「サンタに関するホテルがあっても良いのではと考えオープンさせました。
サンタカミングホテル、新館 Merryのホームページです↓
みんなでコロナを乗りこえる
コロナ禍で大変な状況に陥りました。
お父様が養殖業をされている、(株)クリエーションWEB PLANNNING 深川 沙央里さんは、出荷する予定のブリが全てキャンセルとなり、その時に出荷しなければ莫大な量のブリを廃棄しなければならない状況でどうにかしたいと考えていました。
捌いて調理して冷凍弁当にしたい提案があり、当ホテルと協力をして、私どもの料理長の考えたメニュー5種類を提案し、ホテルで調理致しました。
当ホテルも全てがキャンセルとなり途方にくれていた時期でしたので、スタッフの仕事が出来て大変助かりました。全国版のテレビの取材もあり、すごい反響となりました。
コロナ渦はものすごく大変できつかった
コロナ渦はとてもきつかったですね。
しかし、Go Toトラベルや熊本県民割、全国旅行支援などありました。
そのほかに、雇用を守るために助成していただいた、国の雇用調整助成金があったので、従業員を辞めさせずにすみました。
みんなで天草を盛りあげる
私は以前、天草宝島観光協会の会長をしていましたが、現在は、天草ほんど観光旅館ホテル組合の組合長をしてます。組合員は、ホテルアレグリア天草さん、栄美屋旅館さん、天草プリンスホテルさん、天草プラザホテルさん、エコホテルアシストさん、そして私の和み宿 新和荘 海心とアマクササンタカミングホテルです。(ホテル名をクリックするとHPにジャンプします。)
--コロナ渦でホテル、旅館は本当に苦しんだんですよ。--
組合では月に1回、例会をして天草の旅館、ホテルの状況を共有しています。
そして、ありがたいことに国・県・市からの助成補助金がたくさんあったので「そういったものがあるよー」とか「こういったものもあるよー」と情報交換しながら、どうにかこうにかコロナ禍を乗り越えてきたんですね。
組合員は仲がよくて、とてもいい雰囲気です。
「今後も協力しあって、がんばって天草を盛りあげていきましょう」と力をあわせています。
天草のファンを増やす
今からは、観光の時代と言われています。
私たち観光業としては、コロナが落ち着いて、ひとが動きだすようになり、海外からのインバウンドも期待しながら、それを信じて頑張っていかなくてはと思います。
天草はホント素晴らしい観光の素材がたくさんあるので、ふれたり、みたり、感じたりして天草のファンになっていただいだき、その方達を増やすことが私たちの役目と思います。
島外から来られたお客様は、宿泊する場所で長い時間をすごされます。本館の役割としては、おもてなしと情報発信の場所にしていかなければと思います。
ひかり輝くすばらしい宝島として、魅力ある天草をもっともっと盛りあげていきたいですね。
かけがえのないものを見つけに天草へ
この度は、横島 オーナーと初めてお会いしましたが、取材をこころよく受け入れてくださいました。横島オーナーの天草を想う気持ちが伝わり、天草のひとの持つ、優しさも感じました。
今回も、天草の人たちのお陰で、1人では成し得ない、記事ができました。それは、横島オーナーの取材協力と文章提供、出永さんの写真提供、リックさんとリアンさんと出会い、パラグライダーで天草の魅力を伝える写真が撮れたことは、天草の方のご協力があったからです。
初めてお会いしたにも関わらず、心あたたかい天草の方々に感謝しています。
天草には、天草弁で「よかよ」=「いいですよ」と優しく受け入れてくださる方がたくさんいます。
ぜひ、天草の食、自然、歴史、文化、ひとの温かさにふれて、かけがえのないタカラモノをみつけに、天草へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
先にお知らせしましたが、和み宿 新和荘 海心のページです↓
こちらも、記事の途中にお知らせしましたが、サンタカミングホテルと新館のMerryのページです↓
天草宝島観光協会のページです↓
天草の情報をゲットして、ぜひ、天草に行ってみませんか。
天草市ふるさと住民は、天草市以外に住むひとが登録して、天草を応援する制度です。ぜひ、登録して天草を応援してみませんか↓
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