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天草人も通う!また行きたくなる コーヒースタンドin東京

コーヒー大好き!ふるさと住民の山城優子です。
家ではコーヒーメーカーが大活躍していますが、たまに外でゆっくり味わいたくなります。
今回は前から気になっていたあのお店にお邪魔しました!

スペシャルティコーヒー専門の自家焙煎珈琲豆店「赤い月珈琲」

天草市で人気の『赤い月珈琲』。
スペシャルティコーヒー専門の自家焙煎珈琲豆店です。
(スペシャルティコーヒーとは、最高品質の豆を使って丁寧に焙煎、
 抽出して淹れられる美味しいコーヒー。)

※「スペシャルティコーヒー」の定義については
 「日本スペシャルティコーヒー協会」のHPをご覧ください。

赤い月(ストロベリームーン)には様々な意味があり、世界中で愛されて
いることから店名にされたそう。生豆は月光欲させて焙煎しています。
私も帰省するとよく飲んでいる大好きな珈琲です。

そんな赤い月珈琲は東京・神谷町にも店舗があります。

東京メトロ日比谷線「神谷町駅」から徒歩3分。東京タワーに向かう途中にあります。
オフィス街で、お店はビルの1階に入っています。

今年8月末で2周年を迎える『赤い月珈琲 東京』。
こちらでは、豆が買えるだけでなく、淹れたてのコーヒーを飲むことができます。

お店が入っているビルの横からは東京タワーが見えます。

“街で愛されるもう一つの赤になれるよう”願いが込められています。

店内に入ると、整った顔立ちでモデルさんみたいな男性が迎えてくれ
ました。

店長の小森悠羽(こもり・ゆう)さん。
優しい雰囲気を持ちながら芯はしっかりした方で、コーヒーの知識も豊富!
テキパキと作業をされながらいろんなお話を聞かせていただきました。

小森店長へ突撃インタビュー!!

山城)もうすぐ2周年ですね。この2年続けてこられてどうですか?
コロナ禍で大変なこともあったんじゃないですか?
小森さん)大変だったことは特にないです!毎日楽しくやってます!

山城)緊急事態宣言やまん延防止等措置が発令された時はお客さんも少な
かったのでは?どうされてたんですか?
小森さん)お客さんが来ない時間は、勉強してました。コーヒーの文献を
読んだり、作ってみたり。
焙煎もやってます!天草では取り扱っていないものを焙煎してて、ハンド
ドリップは9種類以上から選べます。

このメニュー表は自分が作りました!

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メニュー裏。店長一押しで定期的に変わる。

山城)豆選びはどんなふうにされてるんですか?
小森さん)国によって収穫の時期が違うので、それに合わせて出せるものを考えています。
シングルオリジン・ストレートだったら、味わいがかぶらないように工夫
してます。
今回ベーシックなものにしたら次は変化球にするとか。
あとは「この国コーヒー豆作ってるの?」とお客さんに言われることがあるんですけど、そういう意外性のある国の豆を使って出してます。

“シングルオリジンコーヒーとは、コーヒーを生産国という大きなカテゴリーではなく、生産者や精製法などの単一で1銘柄としたコーヒーのこと。”
シングルオリジンコーヒー協会HP

※「ストレートコーヒー」とは、単一産地のコーヒー豆を使ったもの。

山城)来店される方はどんな方が多いですか?
小森さん)基本ビジネスマンが多いです。でも若い子も来ますよ。
誰が来てもいいメニューを揃えています。

山城)多い時間帯は?
小森さん)朝の出勤する8時から10時と、お昼の13時から15時が多いですね。

山城)この2年でお客さんの数はどうですか?
小森さん)日に日に増えてますね。リピーターさんが多いです。
一人一人に合わせたものを提供しているし、リピーターさんが飽きない
ように工夫もしているので。

例えば、ハンドドリップを注文されるお客さんで「苦いのが好きです」っていう方が、クセの強いものを選んだ時。そのまま淹れるんじゃなくて、
やわらかめに淹れようかなぁとか。会話をしながらその人のことを考えて、飲みたそうな感じで出しています。
エスプレッソのブレンドも毎週変えているので、先週と今週のカフェラテの味が違うとか。
だから、また絶対来てもらう自信があります!

山城)コーヒー以外のメニューもけっこうありますね。
小森さん)メニューも工夫してます。
チャイは原料から仕入れて作っているし、レモネードは自家製で季節に合わせて変えています。
夏はブルーキュラソーのシロップを入れて青っぽく、
冬はピンクグレープフルーツシロップを入れて赤っぽいレモネードにして
います。
カップルでお店に来た時、男性はコーヒーが好きで注文するけど、女性は
好きじゃない時ありますよね。そんな時でも楽しんでもらえるように。
あと、地域ごとで流行りの味が違うんですよ。
人の好き嫌いもあるけど、東京だと浅炒りでシングルオリジンが流行り。
メニューの裏に載せているものとか、シンデレラとか。

山城)ハンドドリップで提供する時に気を付けていることは何ですか?
小森さん)抽出時間と温度と抽湯量を正確に測りながら、
自分のレシピ通りに淹れることですね。
それから、淹れる所を目の前で見てもらう配置なので、綺麗に見えるようにやっています。

山城)今後の目標を聞かせてください。
小森さん)コンテストで優勝したいです。コーヒーで有名な大会「ジャパンブリュワーズカップ」っていうハンドドリップの大会があるんですけど、
来年出て優勝したいです。

でも、それはお店とは切り離して考えています。
お店では、お客さんの日常に寄り添うようなバリスタでありたいですね。
コーヒーに詳しい人が来ても、全く知らない人が来ても、全員に楽しんで
もらえるように、一人一人に合ったコーヒーをこれからも提供していきたいです。
一杯出しが飲めるのは東京だけですよ!

インタビューを通じて…

小森さんのコーヒーへのこだわりやお客さんへの気遣いが言葉の端々から
感じられ、コーヒーをいただく前から心が温かくなりました。
ちなみに、私は小森さんおすすめのシングルオリジンコーヒーをホットで
注文しました。
丁寧且つ淹れる時の表情は真剣。所作も美しく見入ってしまいました。
出来上がった時の香りも最高!

SNSでお店を紹介される方は、このデザインカップで出してもらえます。

デザインカップで出してもらいました。イラストがとてもかわいい!
持ち歩くだけでテンションが上がります。捨てるのがもったいない!
肝心な味はというと、びっくりするくらい美味しい!!
酸味がやわらかくて雑味を一切感じません。
メニューには「赤ワイン」や「カシス」と味が表現されていて、すぐには
分かりませんでしたが、飲んでいるうちにカシスっぽさを感じることができました。
また、小森さんから「最後1cmくらい残して、冷えた状態で飲むとまた違った味わいでおいしいですよ」と教えていただき、試してみました。
確かにホットの時よりも酸味を感じるけどクセがなく、グレープフルーツのような味わいを感じることができました。
温度で味の変化も楽しめて一杯で二度美味しいですね!

みなさんも、ぜひ小森さんに自分好みの一杯を淹れてもらってみてはいかがでしょうか?

『赤い月珈琲 東京』では、天草市で有名な「まるきん」のたい焼きも
季節限定で提供しています。今年は9月から販売開始ということです。


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