きっかけは同じ地名「湯島」 湯島天満宮の梅まつりで交流
東京都在住、天草市ふるさと住民の山城優子です。
天草関連のイベント情報を知ると行かずにはいられません!
今回は東京都文京区にある湯島天満宮の梅まつりに行ってきました!
天草との関わりやお祭りの様子をご紹介します。
「湯島」つながりで梅まつりに参加
地名が同じことがきっかけで交流が生まれた東京都文京区の湯島と、熊本県上天草市の湯島。平成29年2月に友好協定を結んでから、上天草市は毎年梅まつりに参加しています。
湯島天満宮は学問の神様・菅原道真が祀られている神社で、江戸時代から梅の名所として親しまれています。
梅まつりは毎年2月上旬から3月上旬まで開催されています。
私が訪れた日は、早咲きの梅がちょうど見ごろを迎えていました。
満開の梅の木の周りはスマホやカメラを手にした人たちであふれていましたが、それと負けないくらいにぎわっていたのが上天草市の出店エリアです。
海鮮だご汁や、天草大王の炭火焼、湯島大根のステーキなど、どれも美味しそう!熱々の大根を頬張っている人たちにつられて、私も「大根煮」をいただきました。
厚切り大根の上にはごまの入った味噌だれがかかっていました。
大根にゆっくりと箸を入れると簡単に切れ、食べると大根の甘味がじゅわ~と口いっぱいに広がります。みずみずしさと甘さに感動しました!とろとろなのに煮崩れしていないことにも驚きです!ごま味噌だれとの相性もバッチリでした!
もう一つお土産として持ち帰ったのが湯島オリジナルの「いきなり団子」です。一般的ないきなり団子は、団子生地の中がさつまいもとあんこですが、今回出会ったいきなり団子はさつまいもが2種類入っていました。
湯島産安納芋とふくむらさき。断面の色がきれいで映える!塩味の利いた薄皮はもちもちとしていて、中のいもあんはねっとり。芋の味がしっかり感じられ、優しい甘さ。食感や味の変化を楽しみながら美味しくいただきました。
毎年お目当てのものを買いに来られる方も多く、お店の方と楽しそうに会話をする姿が見られました。
幻の大根に釘付け
今回の物産展で訪れた人々の視線を集めていたのが “幻の大根”と言われている「湯島大根」です。
湯島大根の種は一般的な大根と同じようですが、どうやら湯島の土と環境が大きく影響しているそうです。
「すごい、でかい!」「こんな大根あるの!?」「湯島大根?熊本県?」
大きさに驚いて立ち止まる人、天草にも同じ地名があることを初めて知る人がたくさんいらっしゃいました。
湯島大根や上天草市名物をきっかけに天草に興味を持ってくださり、パンフレットを手にされていました。
交流を深め、多くの方に天草に来てほしい
興味のある方に積極的にお話をされていたのは、天草四郎観光協会事務局長の杉本健一さん。
「湯島大根は、種は一般的な大根と一緒だけど土が違う。湯島の土だと大きく育つんです」「湯島は人口は250人くらいで、猫は200匹いるんですよ」など。杉本さんのお話を皆さん興味津々で聞いていらっしゃいました。
私も杉本さんにいろいろとお話を伺いました。
「物産展は毎年好評で各店舗に常連さんもついている。まずはこの梅まつりの出店を途切れることなく継続させていきたい。今後も交流を深めていき、文京区の人にも湯島に来てほしい」
と話されていました。
天草の印象は?
湯島産品を買われた方やパンフレットをもらわれた方に天草の印象を伺ってみました。
一番多かったのは「天草四郎」「隠れキリシタン」でした。
次に多かったのが「イルカ」。そして「刺身」「寿司」「夕日」という回答でした。
長崎県だと思われている方が意外と多かったり、行ってみたいけど交通の便が気になるという声があったり。天草の認知度を上げて、実際に来てもらうためにはまだまだ課題があると感じました。
梅まつりを通して
「天草を応援したい!盛り上げたい!」という思いで足を運びましたが、天草出身でありながら、まだまだ自分の知らない天草がたくさんありました。
観光協会の方からいろんな情報をいただくことができてよかったです。
同じ地名であることに注目し、初めにアクションを起こされた方の行動力と、ご縁を大切にして交流を深めていく湯島の人々の思いに感銘を受けました。
また、訪れた方と交流できたことも嬉しかったです。天草に対する印象を聞いたり、天草の魅力について語ったりすることができました。
些細なことでも、何かきっかけを見つけ、行動に移すことで一人でも多くの天草ファンを増やしていきたいです。
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