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天草に拠点を持ったお話し

はじめに


この度、新しくメンバーに入りました天草出身の今井(いまい)です。
記念すべき初投稿なので天草をアピールしつつ自己紹介でわたしの天草ライフのお話しをさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

天草が一望出来るパワースポット✨倉岳神社⛩️





二拠点生活


わたしは現在、天草と東京の二拠点生活をしています。
故郷天草から旅立ち35年。
人生経験を色々積んだ今、選んだライフスタイルは天草と東京の二拠点生活でした。
移動手段はほとんど車です。
東京から天草までガソリンの給油をするタイミングで休憩と食事と仮眠を3時間程取り平均移動時間は22時間です。
車移動のメリットは愛犬も一緒に気を使わずに移動出来ますし、荷物も沢山運べます。
他には2人以上だと飛行機や新幹線移動より安くすみますし、ルートを考えスケジュールを組むと途中で行きたい県に寄り道が出来て楽しいです。
東京から天草に必要な荷物をほとんど運び終えたので今後は東京⇆熊本間の格安航空券のサイトや航空会社のバーゲンをチェックしながら移動日を決めて二拠点生活をしていきます。

故郷と繋がる為に


まず一番にやった事は『ふるさと住民登録』でした。

天草エアラインが安くなるという魅力もありますが毎月送られて来る天草の広報紙やイベントの案内のメールなど、天草の情報が沢山入って来て東京に住んでいても遠く離れた故郷が身近に感じられるようになりました。
その中で空き家バンクの事を知り一緒に仕事をしていた友人と『空き家等情報バンク』に登録をしました。

そこから住みたい場所・環境や家の情報を見て興味がある物件を見つけたら問い合わせをし帰省の度に内覧をしました。
探し始めて数年10件くらい内覧をしましたがなかなか希望通りの家は見つかりませんでした。
しかし天草市役所地域政策課の空き家バンクご担当者様とは沢山お話し出来たのでわたしたちの理想とする家をとても理解していただきました。度々気になる物件があるとメールやお電話で情報をいただきました。
本当に感謝しております。

天草を故郷に持つということ


いずれ親の介護問題や実家の相続関係に直面する日がやって来ます。
わたしはコロナ禍に母の介護問題にぶち当たりました。
母は実家での生活が困難になり、天草の介護施設に入居しました。
東京在中のわたしは母に直接会う事が出来ず、車と車の窓越しでなら…との現実。
生涯あと何回母に会えるのだろう…と考え天草移住を真剣に考えました。
「今回は賃貸でもいいから住む物件を見つけるんだ!」
と強い意志を持ち天草に帰省しました。
その時に見つけた家が現在友人が購入した物件です。
本来はわたしが購入すべきでしたが天草には弟の住む実家があり東京に持ち家がありました。
天草へ完全移住をした時、これからの生活や住民票を移動する事に迅速な判断を迫られ躊躇しました。
幸い友人には家族がおらず全国どこにいても仕事が出来る技術があり天草に住みたいと思っていました。
わたしたちが協力し天草と東京に各拠点があれば色々な事が解決出来たのです。
そこで天草で株式会社を設立しました。
わたしが東京に住民票と拠点を置き、天草に住民票と拠点を置いた友人とで仕事の面でも幅広く展開していける事になりました。

まだあと20年は仕事をしなくてはいけない年齢ですので完全に天草だけで事業を展開するより、東京には長年のお得意様が沢山いらっしゃったのでその方たちともお付き合いを続けながら現在うまく仕事が出来ております。

天草ライフの心得


本来は天草の良いところだけをお話しすべきですが天草へ移住を考えておられる方に少しでもアドバイスを出来ればと思ったのでお話しします。

天草での生活は肉・魚・野菜などは安いですが、電車の走らない車社会なのでガソリン代がかかります。
車は旧本渡地区中心部に住まない限り必要です。
ちなみに旧本渡地区中心部以外に住む場合は最終バスは18時頃なのでその後の公共機関はタクシーのみです。
酒の席がある場合、車移動で代行かタクシーでしか自宅に帰れません。
光熱費や携帯代は全国同じですが天草の最低賃金は全国的に比べると低いです。
その分住居費は安いのかもしれませんが旧本渡地区中心部の住宅は賃貸含め意外と高いです。
自然のおかげで心は癒されますが、生活面でも余裕を持ちながら暮らしてこそ満足度が増すと思います。
仕事がない、一からのスタートだとかなりの覚悟が必要です。

・海が綺麗
・自然が豊か
・食べ物が美味しい
・田舎暮らしがしたい

このような理由だけでの移住はオススメしません。

わたしが天草のデメリットをお話ししたのは我が天草を
・一生大好きでいて欲しい
・良い思い出を沢山作って欲しい
・大切な人を呼びたいと思って欲しい

そんな場所にしていきたいからです。

天草に移住を考えておられる方はぜひ『今後〇〇をする!』と目標を持たれ、また終の住処にされる方は病気になった時に病院へのアクセスを視野に入れてお家を探してください。
天草市役所地域政策課の方は色々な相談にのってくださいます。
わたしも今後天草に移住したいと思っておられる方の為に何かお役に立てたらと思っております。
参考までに、わたしたちはまず二級船舶免許を取りました。
その後友人は狩猟免許を取得し、現在は月に一度のペースで猪を仕留めております。
天草ライフを充実させ、楽しく暮らす為に視野を広げて色々な事に興味を持っています。
不思議と船舶免許を取ると船を譲ってくださるお話が来たり、猟友会に入った事で地元の猟友会の方から市役所に余っている箱わなの情報をいただいたりと資格を取る事で次々に良いお話しが舞い込んで来ました。

天草の人々


わたしが出会った天草の人は優しく人情があり親しみやすい方たちばかりでした。
人と接っする事が苦手で静かに田舎暮らしがしたい方も沢山いらっしゃると思います。
人とのお付き合いはその時の自分の心に従って良いと思います。
その土地の方言だって全くわからないですから…
実際わたしの友人は天草弁が分からずわたしが通訳しています。
天草弁はかなりクセがありますから…(地区と個人差はありますが公共機関の方やお店では方言が強くなく対応してくださるので安心してください。)

わたしたちはまずゴミの問題で住む家の地域の地区長さんにご挨拶に行きました。(わたしのいる家は車で3分の所にゴミステーションがあり地区が管理しています。)
その後、地区班に入れていただき会費を払いました。そうする事でゴミステーションを使いやすくなりました。(天草には市営ごみ処理場があるので平日いつでも格安でゴミを捨てに行けるのでそちらを使う方法もあります。)

地域のゴミの日には管理されるお当番さんがいらっしゃるのでお手伝い出来る事はしたり、ご挨拶してわたしたちの事を覚えていただきました。

少しづつ皆さんから受け入れて頂き、色々な地区の行事にお誘いを受けるようになりました。
もちろん、草刈りなどの大変な行事もありますが友人はそれを嫌がらず進んで参加しています。
ちなみに地区長さんにはわたしは東京に住民票がある事もきちんとお話しています。
皆さんそれをご存知な上でわたしも仲間に入れてくださいます。
地区の行事に参加する度に皆様と仲良くなり、最近はお仕事を頂いたり農家の繁忙期にお手伝い(日当有り。)を頼まれるようになりました。

本当に良い場所に拠点を持つ事が出来ました。

最後に(まとめ)


今回は天草への移住関係のお話をしました。
わたしは天草に拠点を持つ為に5年近く色々リサーチしました。
住みやすそうな場所・観光地などあちこち行きました。
天草を故郷に持つわたしは35年離れて色々知り、改めて天草の事を大好きになりました。

・天草を故郷に持たれる方
・天草に興味がある方
・移住を考えておられる方

そんな皆様に天草を『もっと!』感じていただけるように記事を更新していきたいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。