CASEが描く地域間連携の未来 CASE天草プロジェクト4
牛深からこんにちは。CASE天草プロジェクトメンバーの可知です。
今回の内容は全国の各地域で地域活性に取り組んでいる我々株式会社CASEが今後取り組んでいく地域間の連携が引き起こす地域相互での活性化の未来について書いていこうと思います!
先日、CASE天草プロジェクトでは11月末から12月頭の牛深あかね市までの期間にCASEの各種拠点のうち山形県西川町と滋賀県日野町で活動しているメンバーとバックオフィスを担当してくださっているメンバーなど全社員のうち約8割が牛深に集合し、全社メンバーで親睦を深めると共に今後の地域間連携の動きに向けての協議や、共同での企画の開催、あかね市のイベント出店を行いました。
CASEの強みは全国各地で同時多発的に地域活性化の取り組みを行なっていることであり、その連携を高めていくことでそれぞれの拠点一つ一つでは生み出せない新たな価値と影響を産んでいくことができると思っています。
コミュニティ・サポーテッド・アグリカルチャー(CSA)
既にCASEで行なっている地域連携の形として、コミュニティサポーテッドアグリカルチャーというものがあります。直訳すると地域支援型農業といい、コミュニティによって支えられる農業の形態のことをいいます。
実例として、埼玉県横瀬町の拠点では2年前から毎年お米を棚田7枚分作っていて、そのお米を全国各地の拠点に分配し、CASEの社員はお米食べ放題付きシェアハウスとしてCASEの活用している空き家に住みながら日々活動をしています。
また、長野県岡谷市の拠点では老舗麹屋の取締役に弊社代表の近藤が就任し、お米に続き味噌も食べ放題になりました。
このようにすることで、今まで商品として販売して価値産んでいたものを全く新しい形で価値に変換することができるのです。
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地域間連携の先駆け
これまでの地域間連携はリソースの共有という側面が大きかったですが、今回はCASE全体として初めて、人と人、文化と文化の地域間連携が行われました。
その中で今回は新しい動きということもあり、CASEの社員のうち30歳未満のメンバーで拠点間共同企画を考案し、社内と牛深支所の方をお招きして企画を開催しました。
牛深×山形共同企画「牛深風ひっぱりうどんを作ろう!」
まず私たちが目をつけたのは地域ごとの文化の違いの中でもやはり食文化の違いがわかりやすく、両方の地域のいいところを取り込んだ新しい料理を作る会をしようじゃないかという話になりました。
話す中で山形ではうどん・そば食が多いのに対し、牛深はうどん屋さん蕎麦屋さんがなくあまりそういった文化がないことから山形のひっぱりうどんという料理をベースに牛深の食材を使って、牛深風にアレンジし、新しい食文化形成に繋がっていけばいいなという思いで企画を決定しました。
料理は2班に分かれ対抗して作ることで、イベント感を演出するとともに、みんなで一緒に作るよりも様々な可能性が生まれることを狙いました。
当日は牛深支所の方を数名招き入れて、CASEの社風や人柄を知ってもらうことと共に、実際に牛深風ひっぱりうどんを味わってもらい、純粋牛深人の人から見て全く違う文化の食事がどう映るのか体験してもらうことにしました。
どれも簡単に作れて美味しいですし、食卓にうどんを茹でた鍋を囲んでみんなでトッピングを変えながら食べるというワイワイ感もとても楽しい企画になりました。
牛深支所の方達もうどんを引っ張るということに驚きながらも、
「牛深の食材が山形の料理でもしっかりと活かされていて、地域と地域がつながることは面白い。特に雑ぶしとうどんの相性は抜群なのでぜひ山形の方でも雑ぶしを広めていただきたい。」と好反応をいただきました。
牛深あかね市での地域連携出店
また、今回は12月3-4日に牛深で行われたあかね市に山形県西川町と長野県岡谷市若宮麹屋と連携出店を行いました。
西川町からは、月山和牛を使った山形名物の芋煮、なめこと大根おろし盛り放題の山菜そば、クラフトビール、日本酒、ワインの提供。
若宮麹屋からは、こうじ味噌、こうじの甘酒、発売から大好評を呼んだあま酒焼き芋の提供を行いました。
おかげさまで芋煮、山菜そば、クラフトビール、焼き芋は全て完売し、これからの地域間連携に向けて良い滑り出しができたなと感じています。
今後CASEでは今までの活動のみならず地域と地域を超えた活動もドンドンやっていきたいと思っています。もしCASEの他拠点の活動も気になるという方がいれば、CASEの運営するnoteの方も是非ご覧いただければと思います。また、今後CASE全社のオウンドメディアの運営も計画中なのでこちらも動き出し次第報告したいと思います。
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