こんにちは。天草ふるさと住民の渡邉です。
はい。のっけから謝っておきます。記事のタイトルが背伸びしすぎてハードルが高くなっておりますが。全然そんなことはありません…。優しい目でお読み下さい。（※トップの画像は推しの上天草市のシードーナツのチンアナゴ）

私、普段は天草から離れたところで暮らしているので、毎年「ふるさと納税」を天草にさせてもらっています。（ほんの気持ちです）
ちまたでは、『ふるさと納税○○億円突破！！』など、その金額の大きさに関心が向かれがちですが、全国からふるさと納税を通して天草のことを応援してくださる方々がいるのはシンプルに嬉しいものです。

天草ふるさと住民の方々の中にも「毎年ふるさと納税やっているよ！」という方もいらっしゃるのではと思います。ただ自分がやっているのは分かるけど、他のどんな人たちが応援してくれているかは分かりませんよね。”やっぱり都市圏の方が多いのかな？”、”東よりも西のエリアの方が多いのかな？”と疑問は募るばかり…。
そこで今回は「天草へのふるさと納税」という軸で、全国の天草応援人口を探ってみようという企画になります。

どんな人たちが天草にふるさと納税しているんだろうか？

まずはどういうデータがあるのかな？ということで天草エリアの「天草市」・「上天草市」・「苓北町」の行政のホームページから使えそうなデータを探してみました。

すると年度単位の「ふるさと応援寄付金（ふるさと納税）の状況」がまとまっているものを発見！中には情報公開してもいいですよとOKされたリストもありました。

ふるさと納税全ての件数ではないこと、上天草市と天草市の分はあったのですが苓北町のものが見当たらなかったので、まずはこれを使って調べてみよう！ということで一番新しくまとまっている令和3年度（2022年度）のデータを参考に調査を進めます。

天草へのふるさと納税件数（公開可能）は…なんと18,470件！！

上天草市と天草市の2022年度の公開可能なふるさと納税件数のデータを合わせると2022年度は全国から延べ18,470件のふるさと納税が行われていました！！（本当はこれよりも多いなんて…この数だけでもすごい！！）
※この数字はあくまでふるさと納税件数であり、一人の方が複数回行っているものも含まれています。

そこで疑問が生まれます…。
『日本のどこのエリアからが多いんだろうか…？』

日本各地からの天草へのふるさと納税…多いのはここからだ！！！

そこでそこで。その18,470件がどこから行われたのか、ふるさと納税の件数を各都道府県別に調べてみました。
すると、このような結果でした！！！

●都道府県別天草へのふるさと納税件数
１位：東京都から（3,647件）
２位：神奈川県から（1,850件）
３位：大阪府から（1,821件）
　４位：愛知県から（1,279件）
　５位：埼玉県から（1,094件）

はい、すみません。多くの方が予想できましたよね…。
そうですよね。そりゃ人口が多いんだから、その分多いでしょうよ…と。

まあ、確かに都道府県別に見ると都市圏からの件数が多いという結果でした。でもいいじゃないですか！それだけ応援してくれる方々がいらっしゃるということだから！笑

ただ驚くべきことに、各都道府県別のふるさと納税件数を見たところ、天草へのふるさと納税がゼロの都道府県がないんです。つまり日本全国各地に天草を応援して下さる方々がいるということですね！それは本当に嬉しいことです！

人口１人当たりの天草へのふるさと納税件数を見ると…なんと驚くべきことが！

そこで終わっちゃあ…ってことで。
各都道府県別のふるさと納税件数をそれぞれの人口で割り算をし、各都道府県で一人当たりのふるさと納税件数がどうだったのかを調べてみました。（※各都道府県の人口データは総務省の「令和２年国勢調査」を使用させていただきました！）

ごちゃごちゃと書いてますが、つまり天草応援人口密度（※ふるさと納税版）を測ってみようということです。これで真の天草応援人口が分かるのではないか！と息巻いてやってみました！

●都道府県別人口1人当たりの天草へのふるさと納税件数（数値は上記公式の結果）
１位：熊本県から（0.029）
２位：東京都から（0.026）
３位：大阪府から（0.021）
　４位：神奈川県から（0.020）
　５位：奈良県から（0.019）

おーーーーーーー！順位が入れ替わっている！！！
なんと１人当たりでいうと熊本が１位になりました！その次は東京・大阪・神奈川と大都市圏が並びますが、驚くことに５位には奈良県からがランクインしています！！！

熊本はやっぱり本当に地元が天草で今、熊本に住んでいる方が多いからですかね！？都市圏は仕事等で天草から離れた方が多いからでしょうか。ただまさか奈良県がランクインするとは…。
なぜかは全く分かりません…。（もし思い当たることがあればコメントで教えてください！）
いずれにせよ奈良には熱い天草応援団がいるということが分かった今回の調査でした。

自分にできることを。天草を応援するということ。

今回のふるさと住民noteはふるさと納税を普段とは違う切り口でフォーカスしてみました。ふるさと納税というと金額や返礼品に目を取られてしまいますが、このように捉えると天草のポテンシャルの高さを感じます。

2024年もスタートしていますので、ぜひご自身のできる範囲内でふるさと納税という応援行動を実践してみませんか？

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